ハリウッド映画全盛の香港で、香港映画として初めて興収1億香港ドルを突破し、最終的に1.21億香港ドル(約22億円)の大ヒットを記録した法廷ドラマ。 治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。 「密告・者」「激戦 ハート・オブ・ファイト」などのダンテ・ラム監督作で脚本を手がけてきた脚本家のジャック・ンの初監督作品。主人公ラム・リョンソイを演じたのは、香港の国民的コメディアンで俳優や映画監督としても活躍するダヨ・ウォン。